口腔外科専門医(DDS)・薬剤師(PharmD)・薬学博士であり、臨床と科学の専門知識、医薬品規制、知的財産を融合させた多分野にわたるキャリアを構築してきました。開業歯科医・薬剤師として実務に従事しながら、病態生理学の博士課程で培った知識を基盤に、薬理学・神経科学・炎症生物学・代謝・生理活性化合物の分野において高度な専門性を有しています。
オキーンガ博士が10年以上にわたる薬理学・生物医学の教育経験を通じて、複雑な科学的概念を明確かつ実践的な知見へと転換する能力を磨いてきました。この能力は、高度な技術的精度と根拠に基づく意思決定が求められる環境において大きな強みとなっています。
2017年から2026年まで、ブラジル特許庁の医薬品審査部門(DIFAR I)において上席特許審査官を務めました。在職中は、医薬化合物、製剤、ドラッグデリバリーシステム、医療用途に関する特許出願の実体審査を担当しました。オキーンガ博士の業績は、科学的厳密性、分析的規律、国際基準との整合性を兼ね備えており、ブラジルの法的安定性の確保およびイノベーション環境の発展に貢献してきました。直近の国際的な研修としては、2025〜2026年度「Brevets d’invention」長期プログラム(ストラスブール大学)を修了したほか、WIPO、EPOおよびEuropean Patent Academyが提供する上級プログラムを受講しました。
オキーンガ博士の研修の重点分野は、特許明細書の作成、審査手続、発明の単一性、ならびに欧州特許法・政策の主要事項です。オキーンガ博士は技術・科学分野の専門性にとどまらず、ガバナンスおよびダイバーシティ推進においても積極的な役割を担っています。Rights of Black People and the Promotion of Racial Equality in Rio de Janeiro (CEDINE-RJ)の名誉顧問を務めるほか、ブラジル弁護士会(OAB/RJ)人種平等委員会との協働実績も有しています。2021年から2023年にかけては、ブラジル特許庁のキャリア及び職位委員会委員長を歴任し、行政組織のマネジメントにも手腕を発揮してきました。また、公共部門におけるイノベーション志向のリーダー育成を目的とするプログラム「LideraGov 4.0」の認定を受けています。