情報セキュリティポリシーおよびデータプライバシー

Licks特許法律事務所は、設立以来、保護された事業環境の重要性を認識しており、それに応じて情報セキュリティと安全な事業手順に投資しています。当事務所の規模の拡大と技術の進化に伴い、これらのシステムと運用方法を着実に発展させ、向上させてきました。

Licks特許法律事務所は、具体的なインシデント対応、事業継続性、および災害復旧計画などの全般的なセキュリティ手順を包括する内部情報セキュリティシステム方針を維持しています。システムとサーバーの両方を継続的に監視して改善することで、この方針を定期的に更新しています。評価のご要望があれば、現行方針のコピーをご提供しています。

顧客データのセキュリティを保護するために、具体的な内部方針も実施しています。このフレームワークは堅固でありながら、妥当な事前通告があればお客様の特定の要件に合わせて調整できる柔軟性も十分に備えています。

私たちの文書管理システム(DMS)iManageは、最先端クラウドベースの文書サービスと管理サービスの1つで提供されており、世界中の法律事務所で使用されています。SaaS(Software-as-a-Service)ソリューションにより、私たちのような高いデータセキュリティ要件を有する組織は機動性を保ちながら、データセキュリティやデジタル資産を保護しています。

さらに、当事務所では安全なファイル共有、ストレージサービス、および顧客ポータルを提供して、サーバー内に格納されている関連文書へのリアルタイムアクセスを必要とされる顧客や外部関係者に安全な環境を保証します。

私たちは、文書管理システムであるiManageShareに文書ファイルを保存して(通常は*.PDF形式で)利用できるようにしています。このシステムはマルチレベルのファイル暗号化によって保存コンテンツのプライバシーを保護します。転送中のデータは最も厳格な業界標準に従って暗号化され、Cloud SOC2認定済みでISO 27000に準拠しているデータセンターでホストされます。これにより、高度なセキュリティと監視が可能になっています。すべてのアクションの完全な監査証跡および包括的な管理報告がサポートされ、規制、企業ガバナンス、監査要件が満たされます。

iManageShareにはメールアドレスでログインできます。メールアドレスはレポートに含まれるメッセージを受信するためにも使用されます。アクセスには、各ユーザーが安全なパスワードを設定する必要があります。

当事務所のサーバーおよびファイルへの外部からの接続はすべて、暗号化プロトコルを使用する安全なVPNシステムを経由して行われ、データセキュリティが向上します。システムへのアクセスは多要素認証(MFS)によって認証されます。

所員および協力者に向けた定期的な情報セキュリティ研修に加え、システムのペネトレーションテストと可用性テストも定期的に行っています。

顧客情報を保護し、最高基準のサービスを保証

IT部門における現在の能力および認証の例

Licks特許法律事務所は、データセキュリティを保証し、世界中で最高のサービス基準を提供することが可能になる、最先端の情報技術システムを運用しています。私たちのシステム、ネットワーク、デバイスの全体の可用性および性能は、ネットワーク運用チームによって、リアルタイムで継続的にダッシュボード監視されています。

このシステムは、最新世代のハードウェア、業界トップのサービスプロバイダ、そして最高の認証基準に基づいて構築されています。

当事務所のウェブポータルサーバーは、世界中で高速に動作するAWSサービスによってホストされているコンテンツ配信ネットワーク(DCN)を介して配備されています。

私たちのハイパーコンバージドサーバは、仮想システムおよび高速インフラストラクチャによって高い可用性を可能にしています。これらはハードウェアの冗長性および重複排除ソリューション、60秒以内に利用可能なVM復元・バックアップソリューションを搭載したSSDプレミアムストレージアレイにより動作しています。

バックアップシステムは、不測の事態に備えて、クラウドベースのAzure Backupボールトに複製されています。

ネットワークセキュリティは、次世代ファイアウォールによって保護されています。

私たちのクリティカルシステムは、MicrosoftのAzureクラウド仮想マシン内でホストされています。

IP電話システムにより、弁護士の機動性が高まります。また、各自のメールアドレスにボイスメールメッセージが送信されます。

事務所内で機器の電源を監視することで、冗長性が管理された、安定した状態を確保しています。

Huawei製のローカルネットワークデバイスおよびCat6ケーブルにより、ギガビット速度の事務所内ローカルネットワークが実現しています。

インターネットリンクの冗長性は、SD-WAN自動バランスシステムによって管理される、様々な物理的手段によって確保されています。