複雑な競争法を乗り越え、国内外の独占禁止関連の規制を確実に遵守できるよう、当事務所は独占禁止の立場からお客様に貢献してまいります。当事務所は、事前のリスク評価や企業結合規制の申請から、カルテル調査や垂直的制限に至るまで、独占禁止法に関連する幅広い問題についてお客様に助言を提供いたします。当事務所は、企業が価格協定、独占化、市場分割といった反競争的行為を回避し、ブラジルの経済防衛行政審議会(CADE)やその他の国際的な競争当局の規制に確実に遵守できるよう支援するための専門知識を有しています。
当事務所は、独占的行為や反競争的な合意によって損害を被ったお客様のために、民事上の損害賠償や救済措置を追求する私的執行を専門としています。さらに当事務所は、独占禁止法に関する調査や訴訟の開始においてお客様を代理し、告発に対して弁護するだけでなく、競合他社による反競争的行為に対して積極的に異議を唱える対応も行っております。当事務所の積極的なアプローチにより、お客様は競争力を維持し、法規制を遵守しつつ、法的リスクから守られ、競争市場における機会を最大限に活用することができます。
- 独占禁止法に関するリスク評価およびコンプライアンスアドバイザリー:当事務所は、企業活動における潜在的な独占禁止法上の問題点を特定するため積極的なリスク評価を行い、リスクの軽減と違反の回避を支援します。当事務所のアドバイザリーサービスでは、継続的なモニタリングと戦略的な助言を提供し、企業が成長し、新たな市場に参入する過程においても国内外の競争法への継続的な遵守を確保します。また、当事務所は違反が発生する前にそれを防止するための包括的な独占禁止法コンプライアンスプログラムの策定と遂行にも貢献いたします。具体的には、従業員および役員向けの研修、事業慣行のモニタリング、それに価格戦略、市場での取組、供給業者との契約といった分野における競争法の遵守の確保などです。
- 垂直的および水平的合意:当事務所のチームは、排他的販売契約、供給契約、合弁事業、競合他社との協業などの垂直および水平方向の合意に関連する法的リスクについて、企業に助言を行っています。当事務所は、お客様の契約が独占禁止関連の規制に準拠するよう適切に構成されていることを確認し、規制当局からの調査や違反のリスクを最小限に抑えます。これらの取り決めが競争に与える影響を評価することで、当事務所は調査や制裁の対象となり得る反競争的な行為を回避できるよう、お客様を支援します。
- 企業結合に関する規制対応および届出:当事務所は、合併、買収、合弁事業に関与する企業が独占禁止関連の規制への適合を確保できるよう戦略的な法的助言を提供しています。当事務所のチームは、ブラジルの経済防衛行政審議会(CADE)をはじめとする各国の競争当局や国際機関に対して、企業結合の申請書類を作成・提出しています。当事務所は、企業結合のプロセスのあらゆる段階でお客様をサポートし、独占禁止法上の問題による遅延や法的障害が生じることなく、取引が円滑に進むよう支援します。
- 独占禁止当局に対する弁護:当事務所のチームは、支配的地位の濫用、独占的取引、価格カルテル、入札談合、市場分割など、反競争的行為の疑いがかけられた企業に、強力な弁護をお約束します。当事務所は、CADEをはじめとする競争当局を前にお客様を代理し、カルテルの疑いその他の違反に起因する調査や制裁に対して弁護します。当事務所は、お客様の評判を守り、罰金のリスクを最小限に抑え、業務の中断リスクを軽減することに注力します。
- 独占禁止に関する調査および訴訟の開始:独占禁止に関する調査や訴訟が開始すれば、当事務所はお客様を代理して反競争的行為を主張し、またそうした行為から防御します。当事務所のチームは、申立てやCADEなどの規制当局との調整から、訴訟全体にわたる戦略的な助言まで、法的手続のすべての段階に対応します。競合他社の不当な行為に対して異議を唱える場合も、かけられた嫌疑から自社を防御する場合も、当事務所は包括的な法的戦略を確実に提供します。
- 独占禁止当局による裁定の履行:独占禁止当局の裁定後、当事務所は企業が構造または行動に関して求められる変更を着実に履行して、当局の指示に従えるよう支援します。具体的には、事業慣行の変更、契約内容の調整、さらには業務の再編成などです。当事務所が目指すのは、独占禁止の裁定に従いつつ、お客様の事業運営や市場戦略への影響を最小限に抑えることです。
- 独占禁止違反に対する私的執行:当事務所は、反競争的行為を行う競合他社や団体に対して、損害賠償請求や救済措置を求めるお客様を支援します。価格カルテル、市場操作、排除的戦術などの行為によりお客様の事業が被害を受けた場合、当事務所の法務チームが民事訴訟を通じて損害賠償の請求や救済の獲得を支援します。このようなアプローチにより、お客様は競争力を維持しつつ、違反者に対して責任を追及することが可能となります。
- 国際的な独占禁止制裁およびコンプライアンスの評価:グローバルに事業を展開する企業にとって、国際的な独占禁止制裁について理解し、これを遵守することは極めて重要です。当事務所は、米国や欧州の当局によって科される制裁など、海外の独占禁止法上の制裁がブラジル国内外におけるお客様の事業にどのような影響を及ぼすかを評価します。当事務所のチームは、国境を越えたコンプライアンス上の複雑な課題にお客様が対応できるよう支援し、国際的な競争法の違反に関わるリスクを軽減しながら、お客様に関連するすべての法的要件を確実に満たすことを可能にします。
- 独占禁止審査に対する司法による異議申立て:当事務所は、競争当局が下す裁定に対して全面的な無効、再評価、または一部無効を求める司法上の異議申立てに際してお客様を代理します。当事務所のチームは、法解釈の誤り、手続上の違反、不当な制裁などを含む独占禁止審査の判断に対して、強力な法的主張を構築し、異議を唱えます。合併禁止の決定、反競争的行為とされたことによる罰金、または制限的措置に異議を唱える場合、当事務所はその裁定を覆す、または修正するための包括的な法的戦略を提供し、お客様の事業への影響を最小限に抑えます。当事務所は、法的手続を遵守しつつ、お客様の事業上の利益を守るため司法上の上訴を図ります。